5時半に目が覚めた。さすがにまだ外は暗い。鳥のさえずりが朝の気持ち良さをさらに盛り上げてくれる。日の出を見ようと着替えて外へ。寒い。一気に寒くなってきた。日の出を見て、太陽光を浴び目を覚ましていく。
朝食はシンプル。卵がとても濃厚で、それだけでも満足する一品だった。ボリュームもありとてもおいしくいただくことができた。そして、またおやっさんとの小話を楽しみつつ、チェックアウトをすることに。お土産を少しいただき、別れを告げる。
この日はもう帰るのみ…の予定だったが、地図を見ながらどこから高速に乗ろうか考えていると目に入ったのが北九州市。北九州と言えば、小倉競馬場。耶馬渓から北九州はとても近い。北上していくだけだ。その後に門司港へ寄って、そこから高速に乗ることにした。
◆9月25日 11時00分 小倉競馬場
まず、きれい。そして、でかい。同じローカルとはいえ、中京競馬場と比べると雲泥の差。パドックからスタンドまできれいだった。競馬場だけでなく、ポニーがいたり、乗馬センターがあったりと多彩。乗馬センターの厩舎には、テイエムオオアラシとメイショウカイドウなどいた。今もがんばってるようだ。
この日は、もちろん開催日ではなく普通の土曜日だったので人は少なかった。前日発売のオールカマーと神戸新聞杯の馬券を買う。なぜか旅行先の競馬場で買った馬券はよく当たるジンクスがある。結果は、今回もオールカマー的中。お小遣い稼げた。
年2回開催がもったいないような競馬場だった。中京競馬場も改装して、小倉くらいきれいになるといいなぁと思う。でもあの小回りなコースじゃなくなるのも残念。それにしても、小倉競馬場は想像以上に立派な(失礼)競馬場だった。
小倉競馬場を後にし、九州最後の目的地、門司港へ。門司港まで行けば、下関は目と鼻の先。しかし、門司港へ近づくにつれ交通量が多くなってきた。そして、門司港レトロへ行こうと思ったら、何やらお祭りをやってるらしく、渋滞。駐車場にも停めれず…仕方ないので門司港はそのまま通りぬけてしまった。
そして、ついに高速道路に乗った。さらば、九州。楽しい時間をありがとう。
車は順調に高速道路を突っ走る。しかし、宝塚で渋滞が15km以上あるとのこと。そのまま渋滞に突っ込むのも疲れるだけなので、手前のSAに車を停め休憩。仮眠をとることに。その後、夕食を食べ、散歩して、渋滞が5kmほどになったころで運転再開。時間をおいたおかげで滞りなく進んでいく。大阪を過ぎ、滋賀を通りぬけ、三重を越えて、愛知へ。
そして、ついに自宅に到着。夢の時間は終わりを告げた。甦る、九州で過ごした日々。長いようで短い7日間の旅。太宰府から始まり、佐賀、長崎、熊本、鹿児島、宮崎、大分を通った。本当に素晴らしいところ。もう一度行きたいところ、行ってみたいところがたくさんある。まだまだ楽しませてくれそうだ。必ずまた行く。絶対に行く。その時は、もう少し違ったところへ行こう。さらば、九州。また会おう、九州。 |